Japan Hair Science Association




社団法人 日本毛髪科学協会とは、毛髪と皮膚についての正しい知識を理解していただくために、1966年5月、厚生大臣(現在の厚生労働大臣)の許可を受けて設立された公益法人です。それ以来、会員の教育研修と一般の人々への普及啓蒙に努め、また、毛髪についての調査研究を行っております。

協会の正会員のほとんどは、理容師、美容師、薬剤師等で、2002年4月現在、正会員1384名、製薬会社や化粧品会社などの賛助会員115社で、会員の教育研修事業としては全国セミナー、地域セミナーなどの研修会で、皮膚科専門医、専門技術者を講師に招き、毛髪、皮膚、香粧品などについての新しい専門知識を習得し、資質の向上を図っております。

一般の人々に毛髪と皮膚についての正しい知識を理解していただくための活動としては、街頭における無料毛髪相談などを行って、正しい知識の普及に努めています。また、毛髪110番をもうけて電話による相談を受けるほか、直接、協会を訪れる人の相談を専門職員が受けて毛髪検査を行います。その他、1977年以来、毎年10月20日を「頭髪の日」と定め、26日までの1週間を毛髪衛生週間として全国各地で街頭無料毛髪相談や講演会などを開催しています。

調査研究では、脱毛や異常毛の原因判定方法などの研究を行うほか、脱毛の原因を調べる毛髪検査や化粧品材料等に関する各種検査などを実施しています。